全文記事
Orthopractice―私の治療法 人工肘関節の現状と問題点
DEBATE 2 Linked type 人工肘関節
掲載誌
Arthritis―運動器疾患と炎症―
Vol.9 No.3 20-27,
2012
著者名
鈴木 修身
記事体裁
誌上ディベート
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全文記事
疾患領域
膠原病・リウマチ性疾患疫
/
骨・関節
/
再生医療
診療科目
整形外科
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リウマチ科
/
手術・救急
媒体
Arthritis―運動器疾患と炎症―
肘のlinked type人工関節はインプラントの進歩によって良好な長期成績も報告されるようになってきている.骨量が少なく不安定性が高度な場合でも使うことができることが長所であり,関節リウマチ(RA)をはじめさまざまな病態に適応可能でその存在価値は高い.しかし,もしなんらかの問題が生じたとき再置換は容易ではなく,とくに活動性が高い場合には慎重に適応を考える必要がある.本稿では現行のlinked type人工肘関節の特徴と成績,問題点について述べる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。