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第13回 血小板造血の謎を追って

Angiology Frontier Vol.15 No.3, 58-62, 2016

造血と造血刺激因子の研究が盛んになったのは,1970年代頃からである。熊本大学の宮家隆次先生らのグループが,1977年の『Journal of Biological Chemistry』に再生不良性貧血尿から精製したエリスロポエチンの論文を発表したことから,米国のアムジェン社と日本の中外製薬株式会社によって臨床開発がなされた1)。その後,顆粒球造血刺激因子であるgranulocyte colony stimulating factor(G-CSF)についても盛んに研究が進められるようになり,これも米国のアムジェン社と日本の中外製薬株式会社によって臨床開発が成功し,2016年9月現在,3つのG-CSFが臨床で使用されている。赤血球造血刺激因子や顆粒球造血刺激因子の臨床応用が可能になったことから,血小板造血刺激因子の開発に目が向くのも当然のことであった。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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抄録