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特集 透析療法の合併症と治療―血液透析と腹膜透析―(併用療法を含めて)

透析患者の骨ミネラル管理―血液透析と腹膜透析―

The bane mineral management in the dialysis patient -Hemadialysis and peritoneum dialysis-

森畠真里増本明日香根木茂雄重松隆

Nephrology Frontier Vol.13 No.2, 40-45, 2014

「SUMMARY」腎臓は, 副甲状腺ホルモン(PTH)をはじめとする様々なホルモンの標的器官であり, 骨・ミネラル代謝に重要なビタミンDの活性化も自ら行っている. 慢性腎臓病(CKD)により生じる骨・ミネラル代謝異常は, 骨や副甲状腺の異常のみならず, 血管の石灰化などを介して生命予後に重大な影響を与えることが判明し, 腎疾患に伴う骨代謝異常の新しい概念として, 慢性腎不全に伴う骨・ミネラル代謝異常(chronic kidney disease-mineral and bone disorder:CKD-MBD)が提唱されている. CKD-MBDはカルシウム(Ca), リン(P), PTHなどの検査異常, 骨の異常, 血管石灰化の3種類の異常の組み合わせによって構成されており, それぞれの異常の予防, 治療が透析患者の生命予後の改善に重要である. 「I はじめに」腎臓は生体のミネラルバランスの調節, 維持に重要な臓器である.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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