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特集 CKDにおける食事療法~古くて新しい問題~

(座談会)ガイドラインにおける食事療法の問題点と今後

木村健二郎鈴木芳樹石倉健司守山敏樹

Nephrology Frontier Vol.13 No.1, 12-19, 2014

慢性腎臓病に対する食事療法の重要性は認識されているものの, 十分なエビデンスがなく, その基準について様々な意見の生まれる余地があることから, 食事療法基準の作成に際しては常に種々の大きな問題に突き当たる. 今号では慢性腎臓病に対する食事療法に深く関わられる先生方にお集まりいただき, 食事療法に関わる問題点について, 様々な立場からのご意見, 問題解決のための提言を頂戴した. 「I はじめに」「木村」―慢性腎臓病(CKD)における食事療法の重要性は認識されていますが, 十分なエビデンスがないこともあって, その基準にはさまざまな意見があり, ガイド, ガイドライン, あるいは食事療法基準の作成時には常に種々の大きな問題に突き当たるのが現状と思います. 2009年のCKDガイドが2012年に, またガイドラインが2013年に改訂されました. その中でCKDの食事療法に深く関わられた3名の先生にお越しいただきました.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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