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検尿ノススメ
第47回 細胞質内封入体細胞の意義

掲載誌
Nephrology Frontier Vol.12 No.4 48-51, 2014
著者名
横山 貴 / 大沼榮子 / 田邉一成
記事体裁
抄録
疾患領域
腎臓 / 泌尿器 / 癌
診療科目
泌尿器科 / 腫瘍内科
媒体
Nephrology Frontier

「はじめに」 封入体細胞は, 核内封入体細胞と細胞質内封入体細胞に分類される. 核内封入体細胞は, サイトメガロウイルスやヘルペスウイルスなどのDNAウイルスに感染した患者に認められる. 細胞質内封入体細胞は, 麻疹, 風疹, インフルエンザウイルスなどのRNAウイルスに感染した患者に認められる1). 小児の場合, 流行性耳下腺炎による発熱, 耳下腺腫脹の時期や麻疹による口腔内コプリック(Koplik班)の出現する時期では, 尿中に細胞質内封入体細胞が出現し, 診断に役立つことがある. 成人では膀胱炎, 腎盂腎炎, 尿路変更術後の患者尿に認められ, ウイルス性疾患とは関係ない場合が多い. 非特異的な炎症性変化が大部分であり, 崩壊や変性が強いため, 細胞の由来については, 形態学的特徴のみによる鑑別は困難である. したがって, 成人における細胞質内封入体細胞の臨床的意義は乏しい. しかし, 最近の我々の知見では, 異型細胞が散見される患者尿から細胞質内封人体細胞が同時に認められることを確認している2).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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