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特集 造影剤腎症

侵襲的造影検査

高山忠輝廣高史平山篤志

Nephrology Frontier Vol.12 No.3, 34-37, 2013

「SUMMARY」侵襲的造影検査は主にカテーテルを用いた血管造影であった. また, 血管造影がゴールドスタンダードとされて多用されてきた. 一方, 心臓カテーテル検査では, 造影剤腎症が問題となることがあり腎機能低下症例には特に注意が必要であり事前の対策が必要である. 現時点では充分な生理的食塩水の補液が最も確実な対策であり, 今後の研究成果が待たれる. 「I. 侵襲的造影検査と非侵襲的造影検査」造影検査の場合, 血管造影検査に関しては従来, カテーテルを使用した侵襲的な血管造影で評価され, 非侵襲的検査はほとんど存在しなかった. 非侵襲的検査は, 血管造影以外の造影CTがその大部分であった. その後, CT検査でCTアンギオが導入され, 比較的太い血管から非侵襲的な血管造影による評価が行われるようになった. 特に心臓血管造影においては, 心臓の拍動により非侵襲的な画像診断が困難であり, 侵襲的な血管造影法がそのゴールドスタンダードとされてきた.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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