Withコロナ時代の花粉症診療
インタビュー 2021年の花粉症シーズンを振り返って―翌年に向けて―
掲載誌
鼻アレルギーフロンティア
Vol.21 No.1 26-32,
2021
著者名
大久保 公裕
記事体裁
抄録
疾患領域
アレルギー・免疫
/
耳鼻科疾患
診療科目
アレルギー科
/
耳鼻咽喉科
媒体
鼻アレルギーフロンティア
2020年の花粉症シーズンは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大と重なり、花粉症患者が感染リスクへの懸念から受診を控えるなど、これまでにない診療の展開となった。先行き不透明感に現場も混迷を深めるなか、感染拡大下で2度目の花粉症シーズンを迎え、花粉症の症状を改善したい患者が徐々に診療に戻ってきた。新型コロナウイルス感染症への感染リスク低減への配慮から、オンライン診療や受診頻度を減らすといった試行錯誤が続くなかで2021年の花粉症シーズンはどのような診療が行われたのか。患者ニーズの変化や、新型コロナウイルス感染症終息後の花粉症診療の展望も含め、日本医科大学大学院医学研究科頭頸部感覚器科学分野教授大久保公裕先生にお話しいただいた。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。