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Forefront~最新の傾向と対策についてのアンケート調査&座談会~

通年性アレルギー性鼻炎への対応

アンケート/座談会

大久保公裕浅香大也平野康次郎

鼻アレルギーフロンティア Vol.19 No.2, 9-20, 2019

通年性アレルギー性鼻炎に対する治療は,抗原の除去・回避,薬物療法,手術療法などの対症療法が中心に行われてきましたが,ダニ舌下免疫療法が2015年に保険適応となり,治療選択肢の幅が広がりました.根治が期待できる唯一の治療法とされ,2018年には小児への適応も拡大されたことから,今後,急速に普及が進むものとみられています.
こうした状況をふまえ,通年性アレルギー性鼻炎の患者や治療の動向を探るべく,アレルギーへの関心が高い実地医家60人(耳鼻咽喉科・内科・小児科)を対象にアンケート調査を実施しました(有効回収数54人).
本座談会では「通年性アレルギー性鼻炎への対応」をテーマに,大久保公裕先生(日本医科大学大学院医学研究科頭頸部・感覚器科学分野)ご司会のもと,浅香大也先生(浅香耳鼻咽喉科クリニック),平野康次郎先生(昭和大学医学部耳鼻咽喉科学講座)をお迎えし,アンケート結果をもとに通年性アレルギー性鼻炎診療の現状や課題をご討議いただきました.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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