スギ花粉舌下液による舌下免疫療法が開始されてから3シーズンが経過し,臨床現場でも著効例,脱落例,副作用などの貴重な使用経験が蓄積されつつあります.また2015年にはダニ舌下錠が,2018年4月以降には12歳以下の小児にも適応を持つスギ花粉舌下錠が登場する予定で,舌下免疫療法に対する関心および期待はますます高まっています.そこで実地医家の先生方のスギ花粉舌下免疫療法の実施状況を知るため,アレルギー診療に関心の高い耳鼻咽喉科・内科・小児科の医師60人を対象にアンケート調査を実施しました(有効回収数60人).
本座談会では「花粉症2018~スギ花粉舌下免疫療法~」と題し,本誌編集委員の岡本美孝先生(千葉大学大学院医学研究院耳鼻咽喉科・頭頸部腫瘍学)のご司会により,仲野公一先生(耳鼻咽喉科なかのクリニック),星岡 明先生(千葉県こども病院)をお迎えし,アンケート結果をふまえて舌下免疫療法の現状と課題,今後の期待についてご討論いただきました.
本座談会では「花粉症2018~スギ花粉舌下免疫療法~」と題し,本誌編集委員の岡本美孝先生(千葉大学大学院医学研究院耳鼻咽喉科・頭頸部腫瘍学)のご司会により,仲野公一先生(耳鼻咽喉科なかのクリニック),星岡 明先生(千葉県こども病院)をお迎えし,アンケート結果をふまえて舌下免疫療法の現状と課題,今後の期待についてご討論いただきました.