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耳鼻咽喉科アレルギー研究・診療施設紹介

群馬大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室

鎌田英男古屋信彦

鼻アレルギーフロンティア Vol.11 No.1, 48-52, 2011

教室の沿革
 群馬大学医学部は1943年に前橋医学専門学校として創設された.

耳鼻咽喉科学教室は1944年6月に北川信太郎が初代教授として開講してから2011年で68年目を迎える.その後1948年に前橋医科大学,1949年5月には群馬大学医学部となり,教室は1957年に2代目の石井英男教授,1984年に3代目の亀井民雄教授へと引き継がれた.1998年からは4代目の古屋信彦教授が就任し,伝統の神経耳科学,喉頭科学に加え,聴覚医学,頭頸部外科学,難聴克服への取り組みなど多岐にわたる研究・診療を行い,後進の育成に取り組んでいる.特に群馬県からは難聴児支援センターを委嘱され,県内の難聴児の診療の中枢として外来に看板を掲げて活動している.

教室の構成と特徴

 2010年12月現在,大学に在籍するスタッフは,古屋信彦教授以下,講師2名(高橋,高安),助教6名(長井,飯田,岡宮,工藤,島田,紫野),非常勤医員3名(中島,村田,川田),シニアレジデント1名(松山),大学院生1名(加家壁),言語聴覚士2名,秘書2名と大学院教育センターの助教1名(宮下),地域医療推進研究部門の准教授1名(鎌田)の総勢20名である(写真1).

 群馬大学医学部附属病院は,日本耳鼻咽喉科学会専門医研修施設,日本気管食道科学会認定専門医研修施設,頭頸部がん専門医研修施設に認定され,県内唯一の大学病院として,地域のあらゆる疾患に対して柔軟に対応できる体制をとっている.
 当教室の関連協力病院は群馬県内に14あり,そのうち7施設に常勤医師を派遣している.
 最近は医会(群馬大学では医局ではなく医会と呼ぶ)に毎年1名の新しい入会者が続いている.教室の教育方針として,患者さんに対して全人的に,特に感覚器を病むことを考えて対応することを学び,早期から外来診療や手術の経験を積み,専門的な技術や知識の習得を高められるように配慮している.原則として大学院への進学を勧め,学位取得後には海外の先端機関への留学も行っている.臨床研修指導医は大学内に現在9名おり,初期臨床研修医の指導も積極的に受け入れて行っている.レジデント(後期専門研修)のコースも感覚器にとどまらず頭頸部がん専門医コースも設け,あらゆるニーズに応えて耳鼻咽喉科専門医をはじめとする専門医に対応する体制を整えている.

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