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Review(再生医療)

歯根膜細胞シートによる歯周組織再生療法

岩田隆紀

再生医療 Vol.19 No.4, 13-21, 2020

組織工学の概念がLangerとVacanti1)に提唱されてから,再生医療研究は,①担体(スキャフォールド),②細胞,③特異的な細胞活性を促進するシグナル分子,の三要素をいかに構築するかに向けられてきた。特に生ものである②の細胞は,既存の治療法では克服することができない疾患(unmet medical needs:アンメットメディカルニーズ)を改善し得る報告が相次いでいるものの,その製品管理や安全性に関しては検討項目が多く,現状では多大なコストがかかるため普及の障壁となっている。本総説では細胞治療を実施するために必要な要件とその普及に向けて著者が取り組んできたこと紹介するとともに,現時点での問題点と克服すべき課題を述べたい。
「KEY WORDS」歯根膜組織由来間葉系幹細胞,細胞シート,再生医療,医師主導治験

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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