OPINION
薬事法改正法・再生医療等安全性確保法は,再生医療のみならず日本の医療全体を変革する起爆剤となりうる
掲載誌
再生医療
Vol.12 No.3 8,
2013
著者名
大和 雅之
記事体裁
抄録
疾患領域
再生医療
診療科目
循環器内科
/
心臓血管外科
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脳神経外科
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整形外科
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形成外科
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皮膚科
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泌尿器科
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眼科
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血液内科
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耳鼻咽喉科
/
消化器外科
媒体
再生医療
本稿を執筆している5月22日の時点では未だ国会に提出されていないものの, 本通常国会に薬事法改正法案と再生医療等安全性確保法案が提出される予定である. 自民党の厚生労働部会医療委員会・薬事に関する小委員会合同会議は4月26日, 厚生労働省が提示した両法案を大筋で了承したと報道されており, 参議院で民主党の反対がなければ, 通常国会の延長がなくとも成立する可能性が高い(その後, 審議未了で廃案になる可能性が高いと判断され, 継続審議となった). 薬事法改正法案では, 医薬品中心であった現行の薬事法とは異なり, 医薬品と並んで, 医療機器, 再生医療製品を並列に扱うものとされている. 注目すべきは, 迅速承認の導入である.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。