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循環器領域における再生医療の現状と展望
Ⅰ.基礎 細胞シートを用いた心筋組織再構築とその展望

掲載誌
再生医療 Vol.8 No.1 55-60, 2009
著者名
関谷佐智子 / 清水達也
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
循環器 / 再生医療
診療科目
循環器内科 / 心臓血管外科
媒体
再生医療

「細胞シート工学」「細胞シート工学」は, 温度応答性高分子であるポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)をグラフトした培養基材上で作製される細胞シートを用いて組織・臓器を構築する組織工学の技術である1). この培養基材は通常の細胞培養の温度37℃では疎水性表面となり, 細胞接着性である. しかし, 温度が32℃以下では親水性表面となって, 細胞非接着性となる(図1). このため, 温度降下のみで細胞間接着を維持したまま細胞がシート状に回収できる. さらに, 細胞シートの下面には多くの接着因子や細胞外マトリックス(ECM)が保持されているため, 目的部位に縫合なしに移植可能という特徴をもつ. さらに, この接着因子をシート下面に保持しているという性質は各々の細胞シートを積層化して, さらに厚みのある3次元の組織を作製する場合にも有効である. これまでに種々の細胞を用いて作製した細胞シートを不全心筋部に移植することにより心機能が改善することが証明されている2)-4).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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