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感染防御(インフルエンザ)

新型コロナウイルス感染症の感染拡大機序およびクラスター対策について

今村忠嗣押谷仁

インフルエンザ Vol.21 No.4, 33-37, 2020

2020年1月に新型コロナウイルス感染症(coronavirus disease 2019:COVID-19)の国内第1症例が報告され,その後感染は全国に拡大した.当初COVID-19の感染拡大機序に関しては不明な点が多く対策が困難であったが,全国地方自治体で行われた積極的疫学調査やその情報に基づく疫学解析の結果,クラスターの発生を介した感染伝播の維持,既知のコロナウイルスとは異なるsuper-spreading eventsの性状など多くのことが明らかとなりつつある.本稿では,これまでに判明したCOVID-19の感染拡大機序とそれに対して日本で行われている「クラスター対策」について概説する.
「KEY WORDS」COVID-19,super-spreading events,感染伝播機序,クラスター対策,後ろ向き接触者調査

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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