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地域のパンデミックプランニング

連載再開とCOVID-19パンデミック

西村秀一

インフルエンザ Vol.21 No.2, 45-47, 2020

前号の連載者交替を告げる原稿を送って,これでお役目は終わったとホッとしていると,とんでもないことが起きてしまった.昨年11月にProMedを眺めていて,中国で怪しげな肺炎のアウトブレイクが起きていたことは気になっていた.それが武漢での大きな流行となりそれまでになかったコロナウイルスが原因ウイルスとして同定され,そして武漢が都市閉鎖され,この感染症(後にCOVID-19と命名)はパンデミックとして世界中で猛威を振るっている.本稿を書いている4月中旬までに莫大な数の感染とそれに伴う莫大な数にのぼる重症化した患者と死亡者が出ている.この新たなCOVID-19パンデミックが実際に起きてしまっている状況下で,あえて新型インフルエンザに対するプランニングの連載を続けていくことは優先順位としては低い.予定外のことではあるが,形を変えて意義あるパンデミック対策を目指した連載にしていかざるを得ない.その第一歩としての原稿を依頼されたので,何を書こうか苦しみつつ私見を述べる.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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