インフルエンザの合併症は迅速診断キットの普及と抗インフルエンザ薬による早期診断・治療やワクチン接種(インフルエンザ,Hib,肺炎球菌)などの効果により,最近の発生例は少なくなっています.
呼吸器系合併症はほとんどの症例に咽頭炎や気管支炎を発症しますが,細菌による合併症は少なく,不要な抗生物質の投与は避けるべきです.しかし,乳幼児は中耳炎や肺炎を,高齢者では肺炎を合併することがあるので注意が必要です.
「KEY WORDS」中耳炎,肺炎,心筋炎,インフルエンザ脳炎・脳症
呼吸器系合併症はほとんどの症例に咽頭炎や気管支炎を発症しますが,細菌による合併症は少なく,不要な抗生物質の投与は避けるべきです.しかし,乳幼児は中耳炎や肺炎を,高齢者では肺炎を合併することがあるので注意が必要です.
「KEY WORDS」中耳炎,肺炎,心筋炎,インフルエンザ脳炎・脳症