現在日本で使用されている器材は,ほとんどスワブと保存輸送用に寒天培地が入ったチューブがセットで採用されています.しかし,保存輸送用が寒天ですと血液寒天培地などに塗る際に検体がくっつきにくかったりして偽陰性になる可能性があるので,近年新たに開発され一部で採用されている液状の保存輸送培地とスワブがセットになった製品がよいと思います.液状にすることにより,採取した検体がよりリリースしやすくなるためです.
「KEY WORDS」溶連菌,肺炎球菌,ブドウ球菌,スワブ,培養条件
「KEY WORDS」溶連菌,肺炎球菌,ブドウ球菌,スワブ,培養条件