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基礎(インフルエンザ)

RNAポリメラーゼ阻害薬について:基礎的な観点から

高下恵美

インフルエンザ Vol.20 No.1, 17-21, 2019

インフルエンザウイルスのRNAポリメラーゼは宿主細胞内でのウイルスの増殖に必須であり,ウイルス間で高度に保存されていることから,新規抗インフルエンザ薬の標的として注目を集めてきた.日本国内で2018年2月に承認されたバロキサビル マルボキシル(商品名:ゾフルーザ®)はインフルエンザウイルスのRNAポリメラーゼを標的とするRNAポリメラーゼ阻害薬に分類される.本稿では,バロキサビル マルボキシルと2014年3月に条件付きで承認されたファビピラビル(商品名:アビガン錠®),第Ⅲ相臨床試験が進行中のpimodivirの3種類のRNAポリメラーゼ阻害薬について解説する.
「KEY WORDS」インフルエンザウイルス,RNAポリメラーゼ阻害薬,ノイラミニダーゼ阻害薬,耐性

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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