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INFLUENZA REPORT

第17回Negative Strand RNA Virus(NSV2018)meeting 参加報告

山吉誠也

インフルエンザ Vol.19 No.2, 62-63, 2018

NSV2018 meetingは,1969年に“The biology of large RNA viruses”としてイギリスのケンブリッジにおいて第1回が開催され,その後はだいたい3年に1度,ヨーロッパの歴史ある都市を中心に開催されている.その名の通り,マイナス鎖のRNAをゲノムとしてもつウイルス(インフルエンザウイルス,麻疹ウイルス,パラインフルエンザウイルス,RSウイルス,メタニューモウイルス,狂犬病ウイルス,水泡性口炎ウイルス,ボルナ病ウイルス,エボラウイルス,ハンタウイルス,リフトバレー熱ウイルス,ラッサウイルスなど)を研究対象とする世界中の研究者が,最新の研究結果を発表する場となっている.そのため,日本国内ではあまり研究されていないウイルスの最先端の発表を聞けることが,本学会の醍醐味の1つである.“発表会場は1カ所,招待演者なし”というスタイルとともに,Principal Investigator(PI)による発表とポスドク・学生の発表が混在することで,独特な雰囲気が存在する.前回のイタリア・シエナから北方に移動したイタリア・ヴェローナにて2018年6月17~22日に開催されたNSV2018 meetingには,欧米を中心に350名以上の参加があった.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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