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公衆衛生(インフルエンザ)

小児におけるインフルエンザワクチンの効果

角谷不二雄

インフルエンザ Vol.18 No.2, 35-40, 2017

インフルエンザ流行株や住民の免疫レベルは地域・年齢・年度により異なる.そのため,ワクチンの有効性評価は地域単位で年齢別に毎年行うことが望ましいと考える.2015/2016シーズンに富良野に2つある小児科が共同で2,192例を対象にtest-negative designによるワクチン効果を検討した.有効率は,A型62%,B型30%でいずれも有意の効果を認めた.年齢別ではA型で6~23カ月,2~5歳,6~12歳に,B型で2~5歳に有意な効果を認めた.月別ではA型に対し12~3月に,B型に対し3月のみ有意な効果を認めた.接種回数では,A型は1回と2回ともに,B型は2回のみ有意な効果を認めた.
「KEY WORDS」インフルエンザワクチン,有効率,test-negative design,小児

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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