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QUESTION & ANSWER(インフルエンザ)

インフルエンザワクチンの効果はインフルエンザシーズン終盤でも継続しているのでしょうか.

菅谷憲夫

インフルエンザ Vol.17 No.2, 27, 2016

インフルエンザワクチンの効果持続は,以前は,数カ月から半年ぐらいと,単純に考えられていました.つまり,10月に接種すれば,3月頃までは有効とされていました.ところが,最近になって,ワクチン効果判定のスタンダードが,診断陰性例コントロール試験(test-negative case-control design)となってからは,効果が,流行の後期には低下することが明らかにされてきました.ワクチン接種後,1カ月程度は,高い効果がみられますが,徐々に効果は低下します.慶応小児科インフルエンザ研究グループの調査では,A型もB型も流行前期に比較して,後期には,つまり2月に入ると,10%程度の効果低下が確認されました.
「Key Words」インフルエンザ,ワクチン,効果,持続

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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