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Influenza座談会

インフルエンザの細胞培養ワクチンについて

(2015年11月27日(金) 於・東京)

城野洋一郎信澤枝里河岡義裕

インフルエンザ Vol.17 No.2, 7-13, 2016

「細胞培養季節性インフルエンザワクチン開発推進の背景」
河岡(司会):本日は,インフルエンザの細胞培養ワクチンの現状について,製造者の立場から城野先生に,ワクチン株供給などのシステムづくりに携わる立場から信澤先生に,それぞれお話を伺いたいと思います.信澤先生,まずは細胞培養ワクチンの開発が推進されている背景からご説明をお願いします.
信澤:開発推進のきっかけのひとつは,2009年のパンデミックにあります.もし,高病原性鳥インフルエンザウイルスによるパンデミックが起きたら,鶏卵培養ワクチンの場合,ニワトリが感染して鶏卵の供給が止まり,ワクチン製造ができなくなる可能性があることや,細胞に比べ鶏卵は準備に時間がかかることなどが,細胞培養新型ワクチン推進の理由に挙げられています.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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