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予防(インフルエンザ)

これからのワクチン効果判定法―test-negative case-control design(診断陰性例コントロール試験)―

菅谷憲夫

インフルエンザ Vol.17 No.1, 35-38, 2016

インフルエンザワクチンの効果(vaccine effectiveness;VE)は,test-negative case-control design(診断陰性例コントロール試験)により,毎年,各国から報告されるようになった.本試験は,インフルエンザを疑い抗原検査を実施した症例を対象に,診断陰性群をコントロールとしたVE判定法であり,世界のスタンダードな判定法となった.抗原診断として,欧米ではPCRが用いられているが,迅速診断が日常的に行われている日本では,その陰性・陽性の結果を用いてVEを調査することができる.今後は,インフルエンザ流行が始まると,各地からワクチン効果が速報として発表される時代となる.
「1 日本では知られていない診断陰性例コントロール試験」最近,インフルエンザのワクチン効果(vaccine effectiveness;VE)は,test-negative case-control design(以下,診断陰性例コントロール試験)により,毎年,各国から報告されるようになった.
「KEY WORDS」インフルエンザワクチン,効果,迅速診断,test-negative case-control design

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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