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実地医療に役立つインフルエンザトピックス

第12回 インフルエンザウイルス研究の最前線

河岡義裕

インフルエンザ Vol.16 No.3, 17-21, 2015

東京大学医科学研究所感染・免疫部門ウイルス感染分野では,ウイルスが疾病を引き起こす機構を解明するために,インフルエンザウイルスとエボラウイルスをモデルとして,"Save the world"をテーマに掲げ,ウイルスと宿主間のダイナミックな生命現象を研究している.H1N1 pdm09ウイルスやH5N1ウイルスの解析,薬剤耐性インフルエンザウイルス,新規の抗インフルエンザ薬およびワクチンの開発などについて,教授の河岡義裕先生にお話を伺った.
「ウイルスと宿主間の生命現象を分子,細胞,個体,集団レベルで研究」
──研究室の沿革,および概要についてご紹介ください.
河岡:東京大学医科学研究所の歴史は,1892年に大日本私立衛生会附属伝染病研究所が設立されたことに始まります.1916年に東京帝国大学(現東京大学)附置伝染病研究所となり,1967年に伝染病研究所が医科学研究所に改組され,感染症,がん,その他の特定疾患に関する学理およびその応用の研究を目的とすることになりました.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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