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海外文献紹介

N Engl J Med 362 : 1708-1719, 2010

柏木征三郎

インフルエンザ Vol.11 No.4, 78-79, 2010

「要旨」2009年春, 新型のブタ型インフルエンザA(H1N1)による感染および急性呼吸器疾患がメキシコで発生した. 最初は, 米国およびカナダでヒト感染が生じたあとに, 世界的に拡がり, 北半球での通常のインフルエンザシーズン外での流行をともなった, 1968年以来の21世紀最初のインフルエンザのパンデミックとなった. 2010年3月時点で, 世界のほとんどすべての国が感染例を報告し, 確認例では17,700例の死亡がWHOに報告されている. 確認例の数はパンデミックのインパクトを有意に少なく見積もっている. 米国においては, 5,900万人が罹患, 265,000人が入院, 12,000人の死者が生じた(2010年2月中旬現在). 本稿は, 全世界の臨床医にパンデミック(H1N1)2009についてのウイルス学的, 疫学的, 臨床データを示し, 重要な点を総括する. 「解説」本稿は, WHOがパンデミック(H1N1)2009についてウイルス学的, 疫学的, 臨床的データを概説したものであり, Virginia Health System大学のHayden教授らによりまとめられたものである.

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