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診断(インフルエンザ)
ラインジャッジFluA/H1について

掲載誌
インフルエンザ Vol.11 No.3 37-41, 2010
著者名
池松秀之 / 廣津伸夫 / 岩城紀男 / 河合直樹 / 西村美香 / 柏木 征三郎
記事体裁
連載 / 全文記事
疾患領域
呼吸器 / 感染症
診療科目
一般内科 / 呼吸器内科 / 耳鼻咽喉科 / 老年科 / 小児科
媒体
インフルエンザ

インフルエンザ抗原迅速診断キットは, 現在イムノクロマトグラフィー法が主流となっており, 検出用のモノクロナール抗体はインフルエンザウイルスのA型とB型それぞれの核蛋白に特異的なものが使用されている. そのためA型のH1とH3の亜型を鑑別することはできない. 新たにA型のなかでH1N1(ソ連型)ウイルスの核蛋白に選択的に反応する抗体を使用して, A型のH1とH3の亜型を鑑別可能な迅速診断キット(ラインジャッジFluA/H1)が開発された. このキットは実験室で培養されたウイルス株を用いた実験でH1N1(ソ連型)とH3N2(香港型)の亜型をほぼ100%鑑別することができた. 臨床検体を用いた検討でも非常に高い精度でH1とH3を鑑別できた. また, 新型インフルエンザに対する反応が従来のH1ウイルスに比較して弱いために, 新型の鑑別にも限定的ではあるが有用であると考えられた. イムノクロマトグラフィー法を応用したインフルエンザの亜型や変異の有無などを鑑別できる迅速診断キットの今後の開発の可能性が示唆される.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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