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基礎(インフルエンザ)
Pandemic(H1N1)2009ウイルスの特徴

掲載誌
インフルエンザ Vol.11 No.3 21-27, 2010
著者名
岩附(堀本)研子 / 河岡 義裕
記事体裁
連載 / 全文記事
疾患領域
呼吸器 / 感染症
診療科目
一般内科 / 呼吸器内科 / 耳鼻咽喉科 / 老年科 / 小児科
媒体
インフルエンザ

2009年春に, 21世紀初のパンデミックが発生した. 原因ウイルスは, さまざまなウイルスを起源とするハイブリッドウイルスであった. 分子生物学的な解析から, HA蛋白質には高病原性鳥インフルエンザウイルスに特徴的な配列は存在しないが, PB2蛋白質には, これまでに知られていなかったアミノ酸変異が存在し, そのためヒトでよく増殖するウイルスに変わっていることが明らかとなった. 今回のパンデミック発生当初, 季節性インフルエンザではみられないウイルス性肺炎がしばしば認められたため, 各種動物を用いて新型ウイルスの病原性を調べた. その結果, 新型インフルエンザウイルスは季節性インフルエンザウイルスとは異なり, サルの肺でよく増殖することが明らかとなった. この結果は, ヒトで認められる新型ウイルスによるウイルス性肺炎を説明している. 今後, 新型インフルエンザウイルスがどのように変化していくか, 注視する必要がある.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
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