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【特集 脳血管構築の特異性と認知症】
血液脳関門機能の破綻と認知症

掲載誌
血管医学 Vol.15 No.1 37-41, 2014
著者名
上野正樹
記事体裁
抄録
疾患領域
神経疾患 / 脳血管障害
診療科目
脳神経外科 / 神経内科 / 老年科 / 精神科
媒体
血管医学

「Summary」 脳血管特異的な血液脳関門が障害されれば, 種々の脳機能異常が生じることが想定されるが, 最近, 認知症脳においても, 血液脳関門障害の関与が指摘されてきている. 血管性認知症脳で観察されるラクナ梗塞やBinswanger型脳梗塞において血液脳関門障害の関与が想定されているだけでなく, アルツハイマー病脳においてもその関与が報告されている. そして, それらの病態を考える際, 血管壁における種々の輸送体の関与と血管周囲リンパ排液路の関与が注目されてきている. 認知症脳における血液脳関門に関する知見は, 病態を把握するうえで重要であるだけでなく, ワクチン療法を含む治療法を考えるうえでも必須であると考えられる. 「はじめに」 脳血管には, 血液脳関門(blood-brain barrier:BBB)が備わっていて脳内環境を一定に維持していると考えられている. 具体的には, 脳微細血管では, 小胞輸送が抑えられてfenestration(窓)がない血管内皮細胞がタイトジャンクション(密着結合)によってお互いが密着して血液から脳実質を遮っている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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