<< 一覧に戻る

Glaucoma 私のArchives

緑内障手術の転換点

千原悦夫

Frontiers in Glaucoma No.68, 54-57, 2024

眼科医というものは手術をするにあたって,視力や視野などの視機能が落ちないように最大限の努力をするべきものであると考えてきた.
Collaborative Bleb-related Infection Incidence and Treatment Study(CBIITS)というトラベクレクトミー術後の成績を全国規模で調べるという事業が緑内障学会主導で行われた.このような調査は多大な時間と労力を必要とするものであり,これによって多くのことが解明され,それを完遂された諸氏の努力に感謝申し上げたい.ただ,そこで得られた結果は私にとっては衝撃的であった.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る