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Summing Up

緑内障の薬物治療

井上賢治

Frontiers in Glaucoma No.61, 35-43, 2021

以前,「緑内障の薬物治療」について,本誌第50号(2015年8月刊行)において執筆した.その後2018年に『緑内障診療ガイドライン第4版』1)が発行され,2017年カルテオロール塩酸塩/ラタノプロスト(ミケルナ配合点眼液),2018年オミデネパグイソプロピル点眼薬(エイベリス点眼液0.002%)(以下,オミデネパグ点眼薬),2019年ブリモニジン酒石酸塩/チモロールマレイン酸塩配合点眼薬(BTFC)(アイベータ配合点眼液),2020年ブリモニジン酒石酸塩/ブリンゾラミド配合点眼薬(BBFC)(アイラミド配合懸濁性点眼液)が使用可能となった.
今回はこの6年間の緑内障薬物治療で変わらない点や変わった点,また新しい点眼薬の知見などを解説する.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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