1.濾過胞感染発生率と治療に関する多施設共同研究  濾過胞感染発生率と治療に関する多施設共同研究は,日本緑内障学会評議員の任意参加で,評議員所属施設で濾過手術を実施する症例のデータを5年間前向きに収集し,濾過胞感染発症の有無(発症率),および濾過胞感染発生時に重症度分類して規定の管理方針に添った治療を行った場合の有用性について検討を行う研究である.それにより,今後の濾過手術の適応,術後管理,濾過胞感染時の治療戦略などに関して指針作成に必要な基礎データを得ることを目的としている.2010年9月現在,経過観察期間終了(2012年3月31日)まで約1.5年となっている.