対談
抗加齢医学の目指すもの
掲載誌
Frontiers in Gastroenterology
Vol.19 No.2 3-10,
2014
著者名
白澤卓二
/
渡邊 昌彦
記事体裁
抄録
疾患領域
消化器
/
神経疾患
/
栄養管理
/
アンチエイジング
診療科目
一般内科
/
消化器内科
/
糖尿病・代謝・内分泌科
/
神経内科
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老年科
/
小児科
媒体
Frontiers in Gastroenterology
近年, "アンチエイジング"という言葉を耳にする機会が増えています. 少子高齢化が重要な問題となっている昨今の日本において, 健康, より端的にいえば幸福の質とも呼べるものを高齢期まで担保することに, 多くの人々が関心を抱いています. 2013年, 80歳にして3度目のエベレスト登頂を果たすという偉業を成し遂げた三浦雄一郎氏の姿は, アンチエイジングの重要性を非常にわかりやすく伝えるものでした. しかし, アンチエイジングについての正確な情報や, アンチエイジングを医学的に研究・解明し, 人々をバックアップする抗加齢医学という学問の存在など, この分野に対する知識は医療従事者を含め, いまだ広く浸透していないのが現状です. 本日は順天堂大学加齢制御医学講座の白澤卓二先生をお迎えし, 抗加齢医学の基礎から, 消化器科医の専門領域とも関連した食物やサプリメントについてお話を伺いました.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。