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対談

脂肪代謝研究の最前線;消化器疾患への応用

島野仁泉並木

Frontiers in Gastroenterology Vol.18 No.4, 3-11, 2013

急増する肥満と各種疾患への影響, インスリン関連薬を契機とした腸管と糖尿病との関連など, 昨今では消化器疾患と糖・脂肪代謝との関係が注目を集めています. 現時点では消化器専門医と糖尿病・代謝専門医が意見を交わす場は多いとは言えず, 病態のメカニズムもその大部分がいまだ明らかではありませんが, 脂肪酸の長さを調節するElovl6という酵素の発見など, 病態解明に向けた研究は着実な歩みを続けています. 本日は筑波大学内分泌代謝・糖尿病内科の島野仁先生をお迎えし, 消化器疾患における脂肪代謝研究の現状から, 臨床医と研究医の在り方まで, 幅広いお話を伺いました. (2013年7月30日収録) 内臓脂肪とメタボリックシンドローム, インスリン抵抗性にはじまった腸管からの栄養と糖尿病病態との関連は, 肥満と癌, 糖尿病と癌の関連に拡がっています. 病因として腸内フロラや慢性炎症の関連が熱心に研究されており, われわれは"腸管からのシグナル"に注目しています. ―島野仁

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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