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特集 血栓回収療法の実際

1. 血栓回収療法エビデンスをどう解釈するか?

早川幹人

脳と循環 Vol.22 No.1, 21-26, 2017

2014~2015年にかけて発表された複数のランダム化比較試験により,「発症6時間以内」,「NIHSS≧6」,「内頸動脈~中大脳動脈M1閉塞」,「ASPECTS ≧ 6」を満たす急性期脳梗塞症例に対する「stent retrieverを用いた」血管内治療の有効性が証明された.メタ解析では,80歳以上やIV rt-PA非適応例などに対する有効性も見い出されている.一方で後方循環閉塞例,末梢動脈閉塞例,発症時間不明例などに対する血管内治療のエビデンスは十分でなく,有効性の確立が待たれる.
「KEY WORDS」急性期脳主幹動脈閉塞,脳梗塞,脳血管内治療,血栓回収療法,Stent retriever

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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