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特集 脂質低下療法と脳卒中―PCSK9阻害薬の登場―

脳卒中と脂質レベルの関連性~疫学より

Relationship between serum lipid levels and stroke:findings from epidemiology

近藤慶子有馬久富

脳と循環 Vol.21 No.3, 29-33, 2016

「SUMMARY」多くの疫学研究において,血清LDLコレステロールおよびnon-HDLコレステロールは,脳梗塞発症と正の関連を認めている.また,一次予防および二次予防における脂質低下療法の大規模臨床試験の成績から,スタチン投与により脳梗塞が減少することが明らかにされてきた.一方,脂質レベルあるいは脂質低下療法と脳出血発症との間に明らかな関連は認められていない.以上の結果から,血中脂質レベルの管理は,脳梗塞の一次予防および二次予防において重要であると考えられる.
「Key words」脳卒中,脳梗塞,脳出血,血中脂質レベル,疫学

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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