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掲載誌
脳と循環 Vol.20 No.2 70-72, 2015
著者名
上原敏志
記事体裁
抄録
疾患領域
脳血管障害
診療科目
脳神経外科 / 神経内科 / 手術・救急
媒体
脳と循環

「はじめに」一過性脳虚血発作(transient ischemic attack:TIA)は,脳梗塞の前触れ発作として以前からよく知られていた.TIA後数年以内に20~30%が脳梗塞を発症すると考えられていたが,最近の研究により,従来考えられていた以上に短期間に脳梗塞を発症するリスクが高いこと(TIA発症後90日以内に15~20%が発症,そのうち約半数が2日以内)が明らかになってきた1).さらに,TIAや軽症脳卒中に特化した専門クリニックや,24時間体制でTIAを受け入れるシステムなどの新しい救急診療体制により,TIA後早期に診断・治療を行えば脳卒中発症リスクが80%低下することが欧州より相次いで報告された2)3).これらの研究成果から,TIAの早期診断・治療の重要性が叫ばれるようになった.TIAを脳梗塞と区別せずに包括して急性脳血管症候群(acute cerebrovascular syndrome:ACVS)と呼び,救急疾患の対象として脳卒中発生を水際で予防しようというコンセプトが急速に浸透してきている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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