<< 一覧に戻る

特集 経口抗凝固薬の展望

経口抗凝固薬の臨床試験とエビデンス

Clinical trials and evidences concerning anticoagulants

長尾毅彦

脳と循環 Vol.20 No.2, 35-41, 2015

「SUMMARY」近年,次々に発売されている新規経口抗凝固薬はいずれも標準治療薬であるワルファリンとの非劣性を大規模臨床試験で実証した.各試験は一見類似した試験内容にもみえるが,対象症例や解析方法などが異なっていることに注意が必要である.また低用量設定と減量基準について多くの誤解があることにも注意していただきたい.
「はじめに」筆者の担当は,ワルファリンおよび新規(最近は非ビタミンK拮抗型と呼ばれ始めている)経口抗凝固薬:NOACの臨床試験を紹介し,エビデンスを解説することであるが,ここ数年の各種学術雑誌の特集で語り尽されたトピックでもある.そこで本稿では,非弁膜症性心房細動(NVAF)症例における脳卒中および全身性塞栓症の予防を目的とした4つの大規模臨床試験を読み解く際のポイントについて概説することとした.
「KEY WORDS」ワルファリン,ダビガトラン,リバーロキサバン,アピキサバン,エドキサバン

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る