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脳卒中の治療技術
脳卒中後疼痛の原因とその対処法

掲載誌
脳と循環 Vol.19 No.2 59-63, 2014
著者名
谷口彰 / 冨本秀和
記事体裁
抄録
疾患領域
神経疾患 / 脳血管障害 / 骨・関節
診療科目
脳神経外科 / 整形外科 / リハビリテーション科 / 神経内科 / 麻酔科
媒体
脳と循環

「はじめに」 脳卒中後の慢性的な疼痛は約10~50% 1)-7)の患者に出現するありふれた合併症であるが, 見逃されていることも多い. 特に意識障害や失語症, 認知症を伴っている場合には評価が困難である. その頻度にばらつきがあるのは, 対象となる患者数や疼痛の種類および定義, 追跡期間などが報告により異なるためである. 脳卒中後の疼痛は発症2~3ヵ月後に生じることも多く, 脳卒中発症時37.8%, 3ヵ月後41.8%, 6ヵ月後45.8%と, 経時的に増加するとの報告もある1). 脳卒中後の疼痛は, 若年5)6), うつ状態6), 運動麻痺や感覚障害, 抑うつ3)5), 女性5)などと関連し, リハビリテーション8)やQOLにも支障を来たし得るため4)6)9), 積極的な治療が必要である. なお, 疼痛が脳卒中発症後に生じ麻痺側にみられれば, 脳卒中に関連した疼痛と容易に考えることができる. しかし, 脳卒中の発症以前から疼痛があった場合や明らかに他の原因, すなわち慢性関節リウマチや変形性関節症, 多発ニューロパチーなどを伴っている場合, さらには脳卒中後に非障害側に起きた骨折や外傷, 疼痛などを訴えている場合もあり, 脳卒中との関係を確定できないこともある7).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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