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【特集 脳動脈瘤の治療~open surgeryか血管内治療か~】
高齢者の破裂脳動脈瘤にどう対処するか

掲載誌
脳と循環 Vol.18 No.2 25-30, 2013
著者名
大熊洋揮
記事体裁
抄録
疾患領域
脳血管障害
診療科目
脳神経外科 / 神経内科 / 手術・救急 / 放射線科
媒体
脳と循環

「SUMMARY」高齢社会の到来により, 高齢者破裂脳動脈瘤に遭遇する機会が急増している. 高齢者では, 脳の脆弱性のため重症例が多い. 加えて, 全身合併症, 長期臥床による影響なども出現しやすく保存的治療の成績は不良である. しかし, 重症例では根治的治療を施しても予後不良の確率が高いため, その適応は軽症例に限られる. 治療法としてコイル塞栓術の優位性を示唆する報告が増えているが, クリッピング術との優劣は今後解明すべき課題である. 「はじめに」脳動脈瘤性くも膜下出血(SAH)の発生率は, 男性では40歳代以降はほぼプラトーになり, 女性および全体では50歳以上で年齢とともに増加する(論文累積計算による分析)(図1)1). これは高齢者破裂脳動脈瘤に遭遇する機会が急増している現状を裏付けるデータである. 今後もこの傾向は続き, 人口ピラミッドの推移と年齢・性別発生率からの試算では, 2010年に比べ2030年には人口あたりの破裂脳動脈瘤発生率は1.4倍になり, その中で高齢者例の占める比率も増大すると推定される.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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