SUMMARY  医療情勢の変遷に伴い,リハビリテーション医療も機能分化が進み,1病院完結型ではなく,地域の病院や施設をまたぐ地域完結型医療へ転換しつつある.発症からの病期に応じて,急性期,回復期,維持期の3つに大別され,それぞれで機能障害,活動制限,参加制約・背景因子に分別した問題点に対してリハビリを行う.近年では,急性期から維持期までの連携を密にし,シームレス医療かつ包括的アプローチが必要とされる.