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脳動脈瘤の治療―最近のトピックス
脳動脈瘤治療薬としてのスタチン製剤の可能性

掲載誌
脳と循環 Vol.15 No.3 35-39, 2010
著者名
青木友浩 / 西村真樹 / 野崎和彦 / 宮本享
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
脳血管障害
診療科目
脳神経外科 / 神経内科
媒体
脳と循環

「SUMMARY」脳動脈瘤は社会的に重要な疾患である. しかし, 現在有効な薬物治療法は存在しない. 我々は, 脳動脈瘤の形成機序を明らかにするためにモデル動物を使用した検討を行い, 結果, 脳動脈瘤形成に血管壁の慢性炎症反応が深く寄与することを見い出した. この研究結果を踏まえ, 抗炎症作用を有するスタチン製剤がモデル動物に対して脳動脈瘤抑制作用を有することを証明した. スタチン製剤の安全性は確立しているため, 脳動脈瘤治療薬として有望である. 今後臨床治験を経て臨床応用が切望される. 「はじめに」脳動脈瘤は, 重篤な疾患であるくも膜下出血の主要な原因である. また, 脳動脈瘤の有病率は一般人口の数%と高率である1)2). さらに, 未破裂脳動脈瘤症例では破裂に対する不安からability of daily life(ADL)が低下しているとの報告もある3). すなわち脳動脈瘤は, くも膜下出血発症による損失というだけでなく, それ以上に社会的に大きな損失をもたらす病態である.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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