解説 測定法
第41回 脳虚血超急性期の早期検出
脳と循環 Vol.11 No.3, 81-87, 2006
脳虚血超急性期における早期組織障害の検出にはearly CT signや拡散強調画像が有用である. 動脈閉塞の早期検出にはMRAのほかにFLAIRやT2*強調画像, SWIを用いる. 内頸動脈や皮質枝主幹部レベルに閉塞があり, early CT signや拡散異常が限局している症例では造影灌流画像によるdiffusion-perfusion mismatchの精査を行う. ただし, 画像診断が治療開始の律速段階にならないよう迅速に進めることが重要である.
記事本文はM-Review会員のみお読みいただけます。
M-Review会員にご登録いただくと、会員限定コンテンツの閲覧やメールマガジンなど様々な情報サービスをご利用いただけます。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。