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myeloid-derived suppressor cells(骨髄由来免疫抑制細胞:MDSCs)の同定と機能解析

掲載誌
Surgery Frontier Vol.20 No.1 85-90, 2013
著者名
柴田昌彦 / 権田憲士 / 竹之下誠一
記事体裁
抄録
疾患領域
消化器 / アレルギー・免疫 / 癌
診療科目
消化器内科 / 腫瘍内科 / 消化器外科
媒体
Surgery Frontier

「Summary」腫瘍抗原の同定とその認識メカニズムの解明などの免疫学の進歩にともなって癌免疫療法が再び期待されるようになってきた. 癌患者に起こる免疫抑制は古くから研究が積み重ねられてきたが, その研究の役割は近年重大なものとなっている. myeloid-derived suppressor cells(MDSC)は炎症や担癌状態といった病的な条件で腫瘍組織, リンパ節, 末梢血に増加する未熟な骨髄細胞で強力な免疫抑制活性を示す. マウスではCD11b+Gr1+の細胞とされ詳細な検討が進んでいるが, ヒトではheterogeneousな細胞群とされ, 現在のところCD11b+ CD14- CD33+の細胞をMDSCとすることが多い. MDSCはArginase, 活性酸素, IL-10, TGF-βなどの産生を通してさまざまな免疫担当細胞の不活化やTreg(制御性T細胞)の誘導をきたすことによって免疫抑制に至る. Cox-2選択的阻害薬をはじめとする抗炎症薬剤や癌化学療法によるMDSCの制御が試みられつつある.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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