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腫瘍をめぐるQ&A
Question 大腸上皮幹細胞と発癌

掲載誌
Surgery Frontier Vol.19 No.4 86-88, 2012
著者名
藤井正幸 / 渡邉 聡明 / 佐藤俊朗
記事体裁
抄録
疾患領域
消化器 / 癌
診療科目
一般外科 / 消化器内科 / 腫瘍内科 / 消化器外科
媒体
Surgery Frontier

「Answer」腸上皮の陰窩底部にはcrypt base columnar cells(CBC)と呼ばれる細長い形態をした細胞が存在しているが, その機能についてはながらく不明であった. 近年, このCBCは分化型腸上皮細胞(大腸の場合は吸収上皮細胞, 杯細胞, 内分泌細胞の3種類)すべてへの分化能(multi-potential), 自己複製能(self-renewal)を有し, 生涯を通じて分裂分化を繰り返す(long living)ことが示され, これらの特徴からCBCは腸上皮における幹細胞であると考えられるようになった1). 大腸上皮における幹細胞は陰窩あたり4~6個存在しており, それぞれ1日に1回の頻度で分裂をしている. その娘細胞の一部は直上へと移動し, transit-amplifying cells(TA cells)へと分化する. TA cellsは活発に分裂しており, 4~5回分裂を繰り返したのち, 分化型上皮細胞へと分化し底部から押し出されるように陰窩の長軸方向に沿って移動していく.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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