<< 一覧に戻る

実験講座

幹細胞バンクの活用法

中村幸夫

Surgery Frontier Vol.17 No.1, 63-66, 2010

「Summary」研究には材料が必須である. 研究材料は民間会社から市販されているものも多いが, ビジネスモデルにならない研究材料も多い. ビジネスモデルにならない研究材料であっても研究には必須であるため, こうした研究材料の管理提供は公費の支援を受けて実施されている. それがバイオリソース事業である. 細胞バンク事業はその中のひとつである. 独立行政法人理化学研究所(理研)がバイオリソース事業を始めたのは1986年のことであるが, 2001年にバイオリソースセンターという理研内の独立したセンター(理研BRC)に昇格した. 従来, 細胞材料開発室(細胞バンク)で取り扱ってきた細胞は, 主には癌細胞株に代表されるような長期培養細胞(不死化細胞)であった. しかし, 昨今の再生医学研究の隆盛に伴い幹細胞材料に対するニーズが急速に拡大したため, さまざまな幹細胞材料も整備している. 本稿では理研細胞バンクが現在取り扱っている幹細胞材料について紹介する.

記事本文はM-Review会員のみお読みいただけます。

メールアドレス

パスワード

M-Review会員にご登録いただくと、会員限定コンテンツの閲覧やメールマガジンなど様々な情報サービスをご利用いただけます。

新規会員登録

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る