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肝不全の各種病態と新しい治療の視点

劇症肝炎の内科的治療の限界と肝移植の適応―内科の立場から―

市田隆文玄田拓哉成田諭隆飯島克順森広樹菊池哲佐藤俊輔小川薫宮﨑裕阿部哲史

Surgery Frontier Vol.14 No.2, 25-31, 2007

劇症肝炎に対する内科的治療法としては, 原疾患に対する治療(免疫抑制剤, 抗ウイルス療法など)を最優先し, 肝機能サポートもしくは肝臓の再生を促す血漿交換と持続血液ろ過透析療法が最も標準的な治療法である. そして, 劇症肝炎は脳症の発症時期により急性型劇症肝炎と亜急性型劇症肝炎に分類され, 急性型劇症肝炎より亜急性型劇症肝炎の治療効果が低いことが特徴である. この要因として, 肝臓の再生不全とともに, 併発する幾多の合併症の克服が重要とされている. 現時点での劇症肝炎治療の臨床的コンセンサスとしては, 適切な条件下において, 肝移植の成績が内科的治療を凌駕しているとされている.

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