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癌における個別化治療の現況と展望―化学療法と分子標的治療―

膵癌薬物応答性に基づく個別化治療

古瀬純司石井浩仲地耕平鈴木英一郎吉野正曠

Surgery Frontier Vol.13 No.1, 33-38, 2006

膵癌における化学療法において, フルオウラシル(5-FU)との無作為比較試験により塩酸ゲムシタビンの有効性が証明され, 標準的治療薬として広く用いられるようになった. 以降, 新規抗癌剤やゲムシタビンを基剤とした併用治療など多くの新しい試みが行われ, 最近では分子標的治療薬の併用による臨床試験がすすめられている. また, 遺伝子解析による薬剤応答性を調べ, 個々の薬物毒性を予測することによる治療の個別化が研究されている. このように膵癌における化学療法は急速に進歩し, 多様化しつつある. 今後, より高い治療効果を得るためには, それぞれの治療法の適切な適応を明らかにし, 膵癌治療の個別化に向けた試みが必要となってくる.

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