M-Reviewについて
掲載雑誌一覧
論文・記事
インタビュー
やぶ医者診断テスト
連載・その他
書籍販売サイトへ
学会
カレンダー
学会アイ
新刊アイ
学会
ウォッチ
リスト
ログイン
新規会員登録
掲載雑誌一覧
インタビュー
サイトアドバイザー
お知らせ
論文・記事
やぶ医者診断テスト
M-Reviewについて
よくある質問
お問い合わせ
【特集 漢方医学の妙諦を探る】
特集にあたって

掲載誌
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY Vol.26 No.4 12, 2019
著者名
水沼英樹
記事体裁
特集 / 抄録
疾患領域
その他
診療科目
産婦人科
媒体
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY

婦人科領域の疾患は月経異常や排卵障害,あるいは更年期障害など生体の機能異常により発症すると考えられるものが多く,このため治療法の1つとして漢方療法が広く取り入れられてきた。実際,漢方薬の投与によって,月経周期が回復し妊娠に至った症例や更年期障害が軽快した症例,あるいは西洋医学的手法でどうにもならなかった症状が劇的に改善したなど,成功例の報告には枚挙に遑がなく,漢方療法は婦人科領域の治療法として確固たる地位を占めている。その反面,漢方療法は病態の理解において気血水論,陰陽論,虚実論といった独自の診療体系を有するため,西洋医学的な薬物治療学で育ってきた医師にとってはわかりにくいというのも事実である。また,同一の病名に対し複数の,しかも構成成分が重複している方剤が存在しているために,どれをどの順番で選択してよいかなど迷うことも少なくなく,多くの産婦人科医にとっては結局使い慣れており,かつ効果のあるなしが統計的に証明されている西洋医学的薬剤を選択するか,あるいは3大漢方と呼ばれる方剤の処方に留まり,なかなかその先に進めないのが実情ではないだろうか。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

サイトアドバイザー一覧
会員規約
プライバシーポリシー
ソーシャルメディアポリシー
利用規約
運営会社
サイトマップ
© 2018-2025 Medical Review Co., Ltd.