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特集 子宮筋腫のすべて

子宮筋腫のMRI/PETによる画像診断―特に子宮肉腫との鑑別に関して―

津吉秀昭吉田好雄

HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY Vol.25 No.2, 35-40, 2018

子宮筋腫の正確な術前診断は,妊孕性温存や保存的治療を行うための患者選択だけではなく,子宮肉腫が疑われる患者に対する適切な治療を行ううえでも非常に重要である。現在,良悪性の鑑別は主に画像診断で行われており,本稿では従来のMRI・fluorodeoxy-glucose(FDG)-陽電子放出断層撮影(PET)/CT検査に加え,女性ホルモン受容体イメージングであるフルオロエストラジオール(FES)-PET検査や,PETとMRIを組み合わせたPET/MRI,テクスチャ特性を応用した腫瘍の不均一性評価を用いたradiomics解析もあわせて紹介する。
「KEY WORDS」MRI,FDG-PET/CT,FES-PET,PET/MRI,Radiomics解析

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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