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目で見る遺伝子異常と婦人科内分泌疾患

G蛋白異常と性機能障害

澤田健二郎

HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY Vol.24 No.2, 4-7, 2017

G蛋白質は,グアニンヌクレオチド結合蛋白質(guanine nucleotide-binding proteins)の略称であり,second messenger cascadeを司る。細胞内の生化学的反応を切り替える「スイッチ」としてグアノシン三リン酸(guanosine triphosphate;GTP)をグアノシン二リン酸(guanosine diphosphate;GDP)へ替えるためこの名がついている。G蛋白質は大きく分けて三量体G 蛋白質と低分子量G蛋白質の2つが存在する。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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